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働かないアリにも存在意義があるけど、裏切り者は群れを滅ぼす。
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    ここのところ予定していたネットショップ関連のお仕事が相手先の都合で緊急性がなくなるということが続いていて、どっちみちやらないといけないのですが、どっとモチベーションが下がっています。

     かといってあまり働かないと、こんなことでいいのかと、なんか焦りが出てきて精神的によくありません。

     定年退職で忙しくなくなった途端に欝になるという話もうなづけます。無駄玉でもボランティアでもとにかく働かないと・・・と思ったところでこの本のことを思い出しました。

     前回の形の科学会で、アリの最短経路選択の実験の発表をされた先生がみえて、お話のついでにこの本のことも話されました。

     そのときのお話では働きアリの二割くらいはほとんど働かない、ということでしたがこの本では7割くらいが働かないと書いてあります。

     こういう社会性動物は群れとしての生存競争にさらされているわけで、当然生産性の高い群れが勝ち残っていくはずなんですが、なぜかそうならないで、適当に遊んでいる社会のほうが残って、しゃにむに全員が働く社会のほうが淘汰されるというのです。

     なぜかというと全員が同じ基準で統一されている群れでは、その基準がなんらかの環境の変化で対応できなくなった途端に全滅してしまうのに対し、個体間に適当にバラつきのある群れでは、それぞれの環境変化に対応できる個体が存在することで、全滅をまぬがれ生存できる可能性が高くなると考えられるとか。


     形の科学会の討論では、その遊んでいるように見える働きアリは実は研究開発をやっていて、新しい餌場とかをあてもなくさがしているのではないか、といったいかにも研究者らしい意見も出ました。すぐに結果を生まない研究開発というのはまあ遊んでいると思われることも多いのでしょう。

     でどうやってアリはあるのかないのかわからないくらいの脳で最短経路を見つけるのか?
    それぞれのアリがだどった経路ににおいを残していくのですが、余分に時間が掛かる経路のにおいは時間とともに薄くなるのに対し、最短経路ほど強く匂いが残りみんながそこをたどるとますます強化されにおいの道ができるのだそうです。

     上の本では、遊んでいるアリは群れに害を及ぼさないのだけれど、群れのために動いているふりをしつつ実は自分のために働く裏切り者アリというのがはびこると、その群れは滅びるのだそうです。

     国益よりも省益と権限拡大のためにはたらく官僚の皆様、国益よりは党益の政治家の皆様、不安をあおって研究予算を分捕ろうとする専門家の皆様、のために日本が滅びていくのを見るようです。

     探して読んでみよ。

    なんだまだよんどらんのかい。

    JUGEMテーマ:学問・学校


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